イギリスのEU離脱派は高齢者が多かったらしい話
トピック「イギリス」について
どうも、坂口です。
今日はインターンのイベントに行ったり
髪を切りにいったり
忙しい一日でした。
明日も朝からバイトで正直つらいわけですが
さて、今回はこのニュースから
このニュースを見て感じたのが
「ああ、どこの国でも同じ問題が起こっているんだな~」
と、いうことです。
日本は少子高齢化で若者の人数が高齢の人数に比べて少なくなっています。
その為、政党は高齢者向けのマニフェストを打ち出すことが少なくありません。
そうすると高齢者の意見ばかり通ることになります。
よく
「若い人が選挙に行かないのが悪い。」
と言う声を聞きますが
民主主義の基本原理が多数決であるので
人数が多い、つまりはマジョリティの集団があればそっちの意見が採用されるのが当たり前です。
文化祭の出し物を決めるときと一緒です。
たいてい、マジョリティの集団であるリア充どもとその腰巾着の意見が通ります。
つまりは
「人数が多ければ発言力が高い。」
と言うことです。
これが正直、民主主義の限界というところなのでは?
と、自分は思ってしまいます。
人口減少、寿命の驚くべき延び、この二点は完全に想定外ですよね。
つまり若い人は選挙に行っても自分の意見が通らないことが多い。
その為、選挙に行かない人が増えてしまうという構図があるように感じます。
さて、今回のイギリスの件でもEUの恩恵を受けていた若者、EUの恩恵をうけれらなかった高齢者で意見が割れていたようですね。
ちょうど戦後のベビーブーム世代の方が多く離脱派に回ったようです。
ただ、イギリスの若者は選挙にはちゃんと参加したようですが。
今回のような無力感があると若者の中でも選挙に行かないという人たちが出てきても不思議ではないですね。
日本の高齢世代、イギリスのベビーブーム世代など
世代間で人数の偏りが出るとどちらかの意見が極端に通らないということが出てきてしまう。
これはしょうがないっちゃしょうがないのですがもう少しうまく出来ないのでしょうか?
個人的には各世代で議会に一定人数を選挙で選び
その世代の意見が立法府に届くシステムを作ればいいと思います。
題して「世代別間接民主制」です。
国民投票の場合は極端な意見ですが世代別傾斜得票数にするほかないと思います。
ただ、この方法は一票の格差が出来てしまうので正しいとは言い切れませんが。
結局のところイギリスのEU離脱が世界にどのような影響を直接与えるのかはまだ未知数です。
今は離脱確定だけで金融市場が動いているだけですから。
もしかしたら10年、20年後に今の若者たちも「離脱してよかった。」となるかもしれません。
やはりイギリスからはしばらく目を離せそうにありませんね。