ZIPPOハンドウォーマーで冬を乗り切ろう!
どうも、坂口です。
寒い日が続きますね。
まあ、二月ですし立春もしてるのでそろそろ寒さもひと段落と言ったところでしょうか。
で!
そんな時に少し季節は遅いですがこちらのご紹介を・・・
それが
ZIPPOハンドウォーマーです!
付属品はこんな感じです。
もちろん日本代理店はマルカイコーポレーションさんです。
こちらはいわゆる
白金カイロ
の一種ですね。
バーナーと呼ばれる部品についている白金触媒上で触媒燃焼*1させ、熱を取り出すものになります。
燃焼と聞くと燃えてる!と思われる方もいらっしゃると思うんですが火がこうこうと上がる燃焼ではなく、
白金上で燃料を分解し、その時に熱が発生していると考えていただくのが一番良いかと思います。
さて、カイロといえば「使い捨てカイロ」というものがあります。
密閉した袋を開けて少し空気に触れさせるとだんだんあったかくなるカイロです。
これは鉄が酸化するときの熱を利用しています。
建材などの鉄が錆びるのと同じ反応ですね。
しかしながらその時に温かくなるなんて話は聞きませんよね?
実際のところ反応自体は発熱反応ではあるのですが
のんびり酸化しているためよくわからなくなっているんですね
使い捨てカイロではその反応を急速に行っています。
だからその熱を利用することができるんですね。
さて、「白金カイロじゃなくて使い捨てカイロでいいじゃないか」という言葉が聞こえてきそうなところではあるのですが
ここで白金カイロのメリットとデメリットを考えてみたいとおもいます。
- めちゃくちゃ温かい
白金カイロはめちゃくちゃ温かいです!
場合によっては使用中に直にカイロに触れるとやけどするんじゃないかというほど温かいです。
なのでカイロを専用の入れ物に入れて使います。
公式によると使い捨てカイロの約13倍の熱量だそうです。
この温度に慣れてしまうと使い捨てカイロには戻れませんね。
- 使用可能時間が長い
白金カイロは燃料量を増やすことで長時間使用することができます。
最大、24時間まで行けるみたいです。
燃料を計りとることのできるものが付属するのでそれで二杯分(約25mL)が限度みたいですね。
使い捨てカイロは6時間とかが限度だと思うのでなかなか魅力的だと思います。
- 繰り返し使える
これが最大の利点だと考えます。
昨今、エコだのなんだのと騒がれていますが
その点、白金カイロは優秀だと思います。
燃料を入れるだけでひと冬は継続して使うことができます。
廃棄する消耗品は基本的にはバーナーだけですし
仕事柄カイロを頻繁に使うかたなんかにお勧めしたい要素ですね。
正直毎日3つ位、1シーズン使ったらえぐい量のゴミが出ますよ・・・
ちなみに燃料も比較的低温で燃焼するので窒素酸化物などを生成しないそうです。
この点からもエコですね。
さて、メリットについてお伝えしてきましたがここでデメリットを
- コスパが微妙
正直、一日ごとに燃料をいれなきゃいけない勢いなので
コスパはあんまりよくない気がします。
もちろん燃料代に依存するんですが
一回当たり12時間燃焼として約12mL、つまり計量の入れ物一回分ですね。
純正燃料のZIPPOオイル*2の大が約500円で355mL入っているので一回当たりの燃料代は約17.1円となります。
使い捨てカイロが安いもので1個約20円なのでコスパがいい様に見えるんですが
これに1シーズンに1個、バーナーを変えるとしてその代金も計算に入れてみましょう。
バーナーは安くて約600円なのでこれを鑑みると
1シーズン90日使うとしてオイル大が3つ分なので、1回あたり23円になります。
う~ん・・・燃料を入れる手間、初期投資なんかを考えるとコスパはどうなのかなとは思います。
- 手軽ではない
正直、袋を開ければ温かくなり
メンテもいらず、燃料もいらない使い捨てカイロのお手軽さは素晴らしいものです。
これはどうあがこうと白金カイロは使い捨てカイロには勝てません。
あと、大事なことをここまで来てお伝えしますが、最初の点火にはライターないしマッチ必須です。
やっぱり手軽ではないわけですね。
以上がメリットとデメリットとなります。
手軽ではなく、コスパに疑問点があっても
使い捨てカイロとは違う熱量
そして連続使用時間
これを考えると白金カイロを自分は手放せません。
是非皆さんも白金カイロで冬を乗り切ってくださいね!
追記
火を使ったり、熱を伴う器具なので使用上の注意をよく読んでご使用くださいね。
何かあっても私、坂口は責任を取れませんのであしからず・・・